ABOUT GREEN CARD

グリーンカードとは

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[最終更新日]2020年05月11日

グリーンカードとは、アメリカ政府が発行する移民ビザ(アメリカ永住権)の通称です。

日本人をはじめアメリカ国籍をもたない人がアメリカに年間90日以上滞在するためには、ビザが必要となります。
ビザには「非移民ビザ」と「移民ビザ」がありますが、「非移民ビザ」は期間や活動に制限があるためアメリカに制限なく滞在したり自由に就労・就学するには「移民ビザ」通称グリーンカード(アメリカ永住権)が必要となります。
この「移民ビザ」通称グリーンカード(アメリカ永住権)を保有していれば、一定期間ごとの更新手続きのみで米国市民同様に期間などの制限なしでアメリカ国内に住み、就労することが可能になります。

グリーンカード

グリーンカードはアメリカ国内全ての場所が対象の永住権です。

アメリカ、ハワイ、グアムなどアメリカ合衆国の全ての州での永住が可能です。

ハワイ、グアム 旗

ビザの種類

移民ビザと非移民ビザの違い
ビザの種類滞在期間就学・就労・活動の制限国籍の変更アメリカ市民権の有無
非移民ビザ制限あり各目的に応じたビザの取得が必要不要無し
移民ビザ
(グリーンカード/永住権)
制限なし不要制限なし無し
ただし、グリーンカード取得後一定期間経過後に得ることができるようになる。

グリーンカード取得のメリット

グリーンカードがあればあらゆる面でメリットがあります。

グリーンカード(アメリカ永住権)を取得する最大のメリットは、米国市民同様に永久的に米国に滞在できることです。
活動や滞在期間の制限を受けず、アメリカ全土での就学・就労、起業など自由に行えます。

期間制限なし

ほとんどの業種で制限なく自由に就労、起業ができます。

ビジネスマンやエンターテイナー、研究者など、様々な業種に就いてアメリカで暮らすことができます。
アメリカで外国人が就職・転職する場合、一般に面接時にビザのステータスを聞かれます。その際ワーキングビザなど就労可能なビザを保有していないと、就職は容易ではありません。
しかし、グリーンカードを保有していれば、雇用主がワーキングビザなどのスポンサーになる必要がないため、ビザを保有してない場合に比べ、非常に職を得やすいと言えます。
またワーキングビザは6年間という制限期間付きであり、無期限で就労、滞在できるという点でもグリーンカードは大変有利です。

※ただし、アメリカ市民権とは異なるため公務員にはなれません。

期間制限なし

自由に就学できます。

通常の留学で取得する「学生ビザ」では不可能な教育機関での就学や転校も可能になります。
アメリカで外国人が就学する際は学生ビザが必要ですが、グリーンカードを保有していればあらゆる教育機関での就学・転校が可能です。
また、外国人として就学した場合とグリーンカード保持者として就学した場合とを比較すると、公立の大学などでは授業料が割安になります。

期間制限なし

グリーンカード取得から5年後以降は希望すればアメリカ市民権を取得可能です。

市民権を取得することで国籍もアメリカ国籍となり、参政権を持ち公務員としての職に就くこともできるようになります。

期間制限なし

滞在期間に制限がありません。

永久ビザなので、一度取得すれば原則ビザが切れるということはありません。一定期間ごとの更新手続きのみで期限に制限なく滞在することができます。

期間制限なし

各種社会保障・公共サービスを受ける権利が得られます。

「非移民ビザ」では受けることができない各種保障や公共サービスを受けることが可能です。

※参政権はありません。

TIPS

永住権取得で市民権も得られるの?

永住権すなわちグリーンカードは国籍は日本のまま取得するため、原則アメリカ市民権はありません。
そのため、参政権は得られず、公務員として就労することはできません。
ただし、 永住権取得後5年を経過すると市民権を取得する権利ができます。

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